コリアン展

久保田済美自宅展


2001.10.18(日)

10月28日(日)は、SNKの新入会員歓迎会の日でした。だけど、いつも家を空けている私は、
今回もパスしてしまいました。それなのに、ちょうどその時間、またぞろ私の出ベソの虫が
うずきだして、友人と2つの美術展に出かけました。

一つ目はリサーチパークで開催されていた「コリアン・アート・ピース・フェスティバル」。28日が
最終日で、一緒に行った友人がこの展覧会のことを知っていました。毎年インターネット・
フェスタが開催されるあの広い部屋にただ無造作にたくさんの絵が飾ってありました。私は
「コリアン」とは韓国だけだと思っていたら、北朝鮮の画家の作品も数点ありました。

会場の人が言われるには、北の人は絵を描くとき、抽象画は描けないのだそうです。
見たままの絵を描かないとお上から罰せられるということでした。だから、展示してある絵は
すべて見たままの風景画でした。こういうことを不思議とも思わないように教育する。北朝鮮の
映像がテレビで流れるたびにこの国の人はよその国がどんな生活をしているのか知りたくない
のかしら?といつも思っていましたが、そういう洗脳教育がいまでも続いているのですね。

だけど、北の人達の生活はとても苦しく、そうなってくると、自分たちはどうしてこんなに苦しい
生活をしなければならないのだろう、もっといい生活ができないのかしら、と少しづつ考え
始めたら、一気に外の情報が流れ込んで、そうなると政権にも影響してくるのでは、などと
無責任なことを考えてしまいました。

そして、次に行ったところが本当の目的地でした。
合川町に自宅兼アトリエを構えておられる画家・久保田済美さんの自宅展を見に行きました。

久保田さんは明善高校を昭和28年に卒業されており、私の先輩であること、そして画風が私の
感性に合うことなどから、いつも個展の案内が来たら見に行っていました。展示を見終わった後、
久保田さんと話していたら、長谷部さんの奥様と中学・高校で同級生だったこと、土曜日は同窓会
に行ってきたということ、今年と来年の筑邦銀行の一枚もののカレンダーの絵は久保田さんの
絵が採用されていることなど、いろいろと話してくださいました。

1枚の絵を描くのに7ヶ月もかかるときもあれば、40分で描き上げることもあることも話して
くださいました。そんな中、久保田さんがいかにして自分の絵のファンを増やすことがこれからの
課題だ、と。自分の友達はもう年寄りばかりなので、いかに若い人達に私の絵を見て、
買ってもらえるかが大事だ、と言われました。

そこで、またまた無責任にも、インターネットでホームページを作成されて久保田さんの絵を
載せたら、興味のある人から連絡があるかもしれませんよ、と言ってしまいました。すると、
久保田さんは「私は電話機でも新しいのに変わるとまったく使いこなせないのに、パソコンなんて
全然ダメなんですよ。」と言われる。

そーか、ホームページは知り合いか業者に作ってもらっても、その後の更新やメールが来たとき
の返事などに対応できないと結局なんにもならなくなるんだなー、と思いました。

ほんとにシニア真っ只中の久保田さんでしたが、いまからパソコンを人並みに扱えるようになる
のは決して無理ではない、と思いました。ただし、本人のやる気と根気が必要であることは
いうまでもありませんが・・・

帰り際に、久保田さんから「これ、あげましょう」と言って、昨年の展示会のときに作られた
画集(写真)を
いただきました。

久保田済美さんの画集です

写真の上でクリックすると写真が大きくなります

久保田済美画集表紙 久保田済美画集裏表紙 久保田済美画集中面
画集の表紙
(40分で描き上げた作品
だそうです)
画集の裏表紙
(こちらは7カ月かかった
作品)
画集の中面
(久保田さんは静物をお好み
のようです)