城島のエツ料理と酒蔵寄席

 「ぽしぇっと」の仕事をしていると、大変なこともあるが、おいしいことも結構ある
わけで、最近、新久留米市となった旧城島町の情報をよく書いている。その中に
5/28,29に開催される、「酒蔵寄席」のことを書いたので、担当者の方も喜ばれて
「チケットを送りますから是非見に来てください」という申し出に、生落語を聞いた
ことのない私は、友達と行くことにした。

 どうせ城島に行くのなら、今の時期幻の魚と言われている「エツ」が解禁されて
いるわけだから(このことも「ぽしぇっと」に書いたなー)、寄席の前に「エツ」を食べ
ようと計画して、料理屋さんに予約をしておいた。

 29日の午前11時に予約していたので、その時間にお店に着いて待つことしば
し。出てきた料理を何気なく食べながら友達と談笑。「おいしいよねー」「この刺身
何かしらねー」と、この辺で気づくべきだった。しかし、空きっ腹で、とにかくお腹を
満たすことが先決で、ある程度お腹がたまってきたところで気がついた。「何かお
かしい」と。
  
私たちが食べた料理です

 「あれっ、エツがないんじゃない」とどちらともなく言った。「そうよねー、刺身にも
エツはなかったわよねー」ここまで気づかなかった二人ともドジと言えばドジなの
だが、だいたい最初の刺身にエツが入っていないときに気が付くべきだった。そ
こで、お店の人を呼んで聞いてみた。

 「今日の料理にはエツが入ってないんですが・・・」。すると、お店の人曰く「ご注
文の時にエツ料理と言われなかったので」と言うのである。そりゃー、私は「3,000
円のコースでお願いします」と言ったわよ。だけど、今の時期わざわざ予約してく
るってことはエツを食べにきます、ってことじゃないのかね。まー、そんなこと蒸し
返しても仕方ないので、「じゃー、なにかエツの料理ありませんか?」と聞いた。
「刺身はありませんが南蛮漬けならありますので、お持ちしましょうか」と言われ
る。「じゃー、南蛮漬けをお願いします」。それで出てきたのがコレ↓

 「エツ料理を食べてくるわー」と家族や友達に大見得切って出てきたのに食べた
エツがたったこれだけ。さびしいよねー、と思いながら代金を支払うとき「南蛮漬け
の分はコース料金の中に入れておきますね」と言われて、すっかり不満が消えて
しまった私たち。「また、近いうちにエツを食べに来ようね」。

 さっ、お腹がいっぱいになったら、今日のメーンイベント「酒蔵寄席」である。酒
処城島の中で大きな敷地と酒蔵を有する「富安本家」で「酒蔵寄席」はあった。今
年で16回目ということである。まったく知らなかった、こんな行事があっていたこと
を。やはり、合併効果であろうか。

 テレビに出ている落語家さんをメジャーと言うならば、そうではない人たちだった
が、それでも初めて生で聴く落語、笑いの時間差(タイムラグ)というのが微妙にあ
ってとても面白かった。お一人は本業が小学校の先生という「ニセ落語家(~o~)」も
来られていて、何にしてもライブはいいなー、と思った次第である。途中の休憩時
間には樽酒を升についで呑んだ。甘くておいしかったわー。もう一杯ぐらい呑みた
かったなー(あっ、運転は同行の彼女がやってくれたので・・・)。
樽酒升
                                       (2005. 5.31 記)


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