今年一番のドジをやってしまった・・・

 11月29日、月曜日。娘の通う高校の保護者会役員研修会があった。毎年、11月の
下旬、子どもたちは二学期の期末考査のさなかに研修会は行われる。56人の保護者
会役員の中の約半数と学校側から校長以下4名の計34名で、大分県大分市の大分
上野丘高校と、別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)に出かけた。

 もちろん、私はデジカメを引っさげて高校や大学の施設、昼食の内容、そして全員の
集合写真までばっちり収めてきた。「今日の一枚」の写真はどれにしようか、などと考
えながら・・・。

 研修会の日は学校に到着したら、その場で解散、というのがいつもの風景だったの
だが、今年はその後に「研修会」の「反省会」なるものがセッティングされていた。よう
するに懇親会。食べて飲んで、役員同士お互いに親睦を深めましょう、というものであ
る。

 まー、私はこの手の誘いは断ったことがない。私の記憶では、高校の保護者会関係
の会議はもとより、懇親会にいたるまでパーフェクトの出席率なのである。そんなこと
はどうでもいいが、一次会があれば当然二次会もある。もちろん二次会へも参加、で
ある。一次会であまり好きではないビールを飲みすぎたのが、ちょっと気がかりでは
あったが・・・。

 二次会は一緒に役員をしているKさんがオーナーをしておられるスナック。普通のス
ナックのように、お店のママやお姉さんがいないところがいい。身内ばかりで、好きな
歌を歌って、お酒は自分でこしらえて、と、ここでは焼酎とウイスキーを飲んだ私。

 だいたい一次会が始まったのが早かったので、二次会が終わってもまた10時過ぎ。
「次、行きましょうよ」と私を含め、5人になって、私のお気に入りのラウンジバーに行く
ことに。さすがに月曜日の夜10時過ぎ、だーれも店内にはお客さんはいない。私たち
中年5人組は角の席に腰掛けて、今度はカクテルである。でもさすがに、みんな長時
間の飲み会に疲れたのか、一杯だけでお開きにすることに。

 それから、方向別に分かれてタクシーに乗り込む。私は方向が同じのY氏と一緒にタ
クシーに乗り、途中で降りるY氏が1,000円札(新札だったかは覚えていない(^^))を私
に渡され、そのまま私の家の方角にタクシーを走らせた。だいたい夜間料金でも、市
内から2,000円にはならない。その日も1,800円程度だった。当然、私があと1,000円を
足して運転手さんに渡せばお釣りをもらえるはずだった。

 ところが、財布の中にはお札は1万円札しか入っておらず、それを渡そうとしたら「小
さいのないですか?」と言われ、それから必死で小銭入れを探して、何とか料金を払
うことができた。もうその時点で、私の酔っ払った神経はお財布に集中しており、それ
以外のものに関しては注意を払う余裕がなかった。

 「ありがとうございましたー」と言ってタクシーを降りたときに、大事な大事なもうひとつ
のバッグを忘れていたことにまったく気がつかなかった私。そのバッグの中には、今日
撮影をしてきたデジカメやモバイル、いろんな資料などが入っていた。免許証やカード
類は入っていなかったものの、それらのものがないと大変困るものばかりが入ってい
た。そして、そのバックがないことに気がついたのは、お風呂から上がって、パソコン
で今日の写真を見ようとしたときだった。

 
 「やっばー!」きっとタクシーの中だわー、とは思いながら、一縷の望みをかけて、最
後に寄ったラウンジバーに電話をかけたが、そんな忘れ物はない、とのこと。しかたな
い、明日にでも警察に届けなきゃ。もうそんなことを考える余裕もないほど疲れていた。
それから、泥のように寝入ってしまった私。

 そんな私を朝、母が「すずこー、あんたタクシーの中にバッグを忘れとったろーが」と
呼ぶ。「何で母が知っとると?」「○○タクシーから電話がかかっとるよ」ああ、それで
納得。「でも何で私のうちの電話番号がわかったんですか?」「名刺が入っとたけん、
すぐわかったよ」よかったー、親切な運転手さんで。だけど、私、名刺をいつこっちのバ
ッグに入れたんだろう。いつもはポシェットの方に入れてるのに。まー、どっちにしても
そのおかげで、バッグは無事私の手元に帰ってくることになった。

 今回の失敗はもちろんいつもより少し(いや、かなり)飲みすぎて酩酊状態だったこと。
それよりも、バッグを2つに分けて持っていたこと、こちらの方が原因としては大きいと思
う。いつもは、重たくてもどんなにふくれても、バッグは1つしか持たないのに、その日に
限って2つに分けてしまったことが、こんな騒動を引き起こしてしまった。

 まー、大事に至らなかったからよかったものの、もしこのバッグが出てこなかったらと
思うとぞっとする。もう、今年のドジはこれで打ち止めとしたいものだ。
                                           (2004.12.4 記)


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