今日は「さんりんぼう」&「大凶」の日でした

 昼過ぎまでうまくいっていたのに、帰宅途中にあんな災難に見舞われる
とは思ってもみなかった。だけど、すべて私が悪い。私が悪いとは思って
いてもやはり悔しい、そんな一日だった。

 私は赤い布製の手提げ袋に、それこそ私の大事なものを全部入れて、
持ち歩いている。危ないなー、とは思いながらこれだけ入っていないと、何
か安心できないのだ。そのバッグを愛車(50ccのバイク)の前部に引っか
けて、さっそうと街中をかけていく。それはとても気持ちがいい。渋滞も駐
車場も関係ない。だから、雨の日以外はいつもバイクを利用している。

 今日も朝から用事を済ませて、1時過ぎには帰宅のつもりで愛車を走ら
せていた。いつもの道を通って。ところが帰宅したらバッグがなかったの
だ。真っ青になってしまったよ。あれがないと、私は身動きができない。だ
けど、落としたことに、なぜ気づかなかったのか。私は即座に、自転車に乗
って今通った道を見回りに行った。しかし、なかった。家に戻って、バイクに
乗り換えて行こうとした時、私の携帯が鳴った。

 シニアネットの本部からだった。私のバッグを交番に届けてあるので、至
急行って欲しいとのことだった。「なんでシニアネットからかかってきたんだ
ろー」と思ったが、深く考える余裕もなく、自転車で交番に向かった。

 交番の中では既に、私のバッグの中身の検分が行われていた。届けた
人をよく見ると、同じ町内の人で、先方も私のことを知っておられた。そん
なら、お互い知っているのだし、中身の検分などせずとも、ふたりで「拾い
ました」「ありがとうございました」ですむのにー、と思ったが、一度警察に
届け出られた拾得物は、中身を確認の上、書類に書いて残さないといけ
ないらしい。しかも、3枚も。

 今日に限って、余分なお金を入れていたので、結局93,000円ほどの現金
が入っていたらしい。私自身がこんなに入っていたとは思わなかった。とこ
ろが、この金額があとで後悔の元になる。警察官が私をこっそり呼んで、
お金を拾ってくれた人には5%から20%(間をとって10%が相場)のお礼を
しなければならない、と言う。私もお礼はしなくちゃいけないと思っていた
が、あとで千円か二千円ぐらいの菓子折を持っていこうと思っていた。とこ
ろが、警察官にそう言われたらその場で渡さなくちゃいけないような雰囲
気になってしまい、結局総額の約10%に当たる1万円を渡した。

 相手は固辞されたが、警察官の「もらっておきなさい」という言葉に、「そ
れじゃー」と言って持って帰られた。私も1万円は痛かったが、これがもし
変な人に拾われて、クレジットカードなどを悪用されたらとか、デジカメを
車で轢かれてしまったら、と思うと1万円はその講習料だと思えば安いも
だと自分に言い聞かせて帰ってきた。

 だけど、この件が警察から我が家へ電話ほかけられたときに、留守電だ
ったために、用件が録音されており、それを私が交番で時間を取られてい
る間に、先に家に帰った母に知られてしまった。また、話がおおげさになる
んだーろーなー、昔の話まで引っ張り出して、いろいろ言われるんだろー
なー、と思うと滅入ってしまいそうだった。

 そんなわけで、きょうは「さんりんぼう」&「大凶」&「13日の金曜日(じゃ
ないか)」のような日だった。
                                   (2003. 4.30 記)

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