また、ぎっくり腰を発症してしまいました。

 2月17日から24日にかけて約一週間、「カルキャッチくるめ」が主催する「草の根文化
フェスタ2002」が開催された。昨年に続き、今回も計画当初から実行委員としてこの
イベントに関わっている関係上、開催期間中は毎日会場へでかけて、案内や会場
整理をやった。

 この冬初めての風邪を引いて、近所のお医者さんで注射を打ちながら、とにかく最終
日まで務めあげた。最終日会場の整理まで終わって、帰宅したのが午後7時過ぎて
いた。とにかくきつかった。何か冷たいものでも飲もうと、冷蔵庫の取っ手に手をかけ
たときだった。腰にビビビビーっと電気のようなものが走った。「あっ、来た。」と思った。

 「ぎっくり腰」だ。私は数年に一度(ひどいときには一年に二度も)、このぎっくり腰に
見舞われる。特に重労働をやったとか、重いものを持ったとかいうわけでもないのに、
ある日突然やってくる。とてもやっかいだ。家族は「なまけ病」ぐらいにしか思っていない
のだろうが、これはやった者でないとわからない。

 まず、寝返りが打てない。支えがないと立ち上がれないし、座れない。もちろんトイレは
洋式でないとできない。咳やくしゃみも腰にひびく。中腰ができないから、パンツ類の着
脱ができない。脱ぎ着ができないからお風呂にもはいりたくない。お化粧などとんでもな
いし、大好きなパソコンの前にも座れない。寝ながらノートパソコンでメールチェックをす
るのが精一杯なのである。

 ここまで書けば、だいたいどんな状態だったかおわかりいただけるだろう。当然、家事な
どできるはずもない。初日(25日・月曜日)は母に全部やってもらった。ところが、翌日から
母は、伯父達と別府温泉に一泊旅行に行ってしまった。まー、手のかかる子供や老人が
いるわけではないし、「行かないでー」という理由も見つからなかったので、「行ってらっ
しゃい」と送り出した。が、後は悲惨だった。子供たちが何もしない。私が頼まないと、お
風呂の掃除も犬の散歩もやってくれない。「お母さんが病気だから、自分たちが率先して
何かやろう」という気配はまったく見えない。

 夕食の用意なんて、さらさらする気もなく、よそから買ってくるか店屋物を取るかしか考
えていない。まー、後片付けのことなど考えたら、そっちのほうが正解のような気もする
が・・・。そして、その日は夫は仕事が忙しくて帰ってこれなかった。私にとっては、そっち
の方がありがたかったが・・・

 三日目(水曜日)になり何とか外にも出られるようになったので、ちょうど仕事が休みだっ
た、隣に住む叔父に頼んで、かかりつけの整形外科に連れて行ってもらった。ただ、まだ
着替えるのが苦痛だったので、恥ずかしかったが、パジャマのまま、すっぴんで行った。

 きっと、先生に注射をされるときに言われるだろうな、とは思っていたが、案の定「少し
太り過ぎとるごたるね。もう少し痩せんと、ぎっくり腰になりやすくなるし、治りも遅くなる
よ」と言って、私の腰の周りの肉をプヨプヨと触られてしまった。「先生、私やけんいいけど
ほかの患者さんにこんなことしたら、セクハラよー」と言った。先生には私が大人の女性
であるという意識がない。何せ、私が小学生の頃からだから、30年以上の付き合いなの
である。先生にとって、私はいつまでも子供のままの「鈴子ちゃん」なのである。

 まー、そのことには不満はあるが、やはり先生は名医である。腰の痛いところを押さえて
「この辺やろー」と筋肉注射をブスッ、ブスッと2カ所刺すのである。するとその日のうちに
痛みが引いてくるのがわかる。病院も二日目になると、ちゃんと着替えて、お化粧まで
する余裕が出てくる。「でもまだ無理はしちゃいかんよ」と先生。

 だけど、先生から言われた「ダイエットのすすめ」。そろそろ本気で考えなくちゃ、と思い、
昨日から近所を少しずつ散歩することにした。毎日少しずつでも続けることが大事・・・。

 このぎっくり腰で失ったもの・・・それは25日に行く予定だったTNCテレビ西日本のモニ
ター説明会への出席。マスコミ大好き人間の私としたら、公然の口実で放送局へ行ける
チャンスを逃したことはとても悲しかった。
得たものもありますよ・・・転んでもただでは起きないすーちゃんです。この「ぎっくり腰て
んまつ記」を朝日新聞の女性専用投稿欄にした。ほとんどあきらめていたら、今日(3/5)
朝日新聞「ひととき」の担当者から電話があって、明後日か明々後日に掲載します、と
言われた。

 まー、いろいろあったこの数日間。お世話かけた方数名、ありがとうございました。ご心配
おかけした方、すみません。だけど、もうすーちゃんは元気です。「ひとりごと」もまた頑張
るけんねー。                                     (2002. 3. 5 記)

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