クリスマス・イブの夫婦喧嘩・親子喧嘩


冬休みに入っても、夫は相変わらず仕事に追い回され、息子は課外と部活。
ちっとも朝寝坊する日がない。ところが、クリスマス・イブ(24日)の朝、ひさし
ふりにみんながお休みとなった。

こんな日に限って、母までお休みなのだ。(ちなみに母は、近所のお弁当屋
さんに朝、5時ごろから働きにいっている)休みなら、ゆっくり寝ておけばいい
ものを、これがやっぱり年寄りの性分で寝てられない。朝の7時過ぎには
起きてきて、「ご飯、まだねー。」と言ってくる。

こっちも起きてはいたが、しらんぷりして布団の中にもぐっていると、仕方なし
に自分で味噌汁を作り始めた。それなら、私を起こさずとも、最初から自分で
作ればいいのに。

9時頃おもむろに起きてきた私に、「年末の忙しかときに、いつまで寝とると
ねー。」とまた、きつーい一言。「さっさと大掃除をしなさい。」と追打ち。
朝の寝覚めからこんなだから、すがすがしい気分で掃除などできるわけが
ない。だいたい、私は掃除が大嫌いなのだ。

壁のすすを取り払って、今度は掃除機をかけようと居間にきた。そこでは、
この暮れの忙しいときに(母から言われた言葉をそっくり夫に心の中で返し
てやった)、ワープロ(パソコンではないのです。パソコンはOSをわざわざxp
にバージョンアップした高級機種を持っているのにである)で作業をしようと
している夫がいた。

かちんときた私。ホットカーペットのカバーが汚れかけていたので、夫を
わざと邪魔するように、カバーをめくり取ったから、さあ大変。夫が怒った。
私も負けてはいない。「自分の部屋にエアコンがあるんだから、わざわざ
ここでやらなくてもいいでしょ。」と。夫は座っていたいすを蹴飛ばして、戸を
バタンと音をたてて閉めて自分の部屋に閉じこもってしまった。

あー、しなきゃよかった、言わなきゃよかった。いつもこれの繰り返しである。
でも、こんな暮れに家族みんなでするはずの大掃除を夫だけがなぜ、免除
されるのー。それが、絶対納得できない。
だから、息子には絶対そんな男になってもらいたくなくて、何でもかんでも
手伝わせている。こいつのお嫁さんになる人はラクだよー。その代わり、娘
が何にもやらない。これをお嫁さんにした人は不作だね(ーー;)。

そのやりとりを見ていた母がまた、「あんたも、この暮れの忙しいときにパソ
コンしよるやろーがー。お金にもならん、パソコンばっかりして。」この一言で
キレた。「そげなこと言うなら、パソコンのこと聞いてきても、絶対教えちゃら
んけんねー、どうせつまらんパソコンやろうけん。」と母にすて台詞。

「そげなこと言わんでもよかろーもん。」と急にすりよってくる母。まー、そんな
こんなで、夜になり、以前からイブの夜は「私のおごりよ」と言っていた母が、
お寿司を買ってきた。けっこう豪勢な寿司の盛り合わせだった。その上、
サンタさんが持ってきてくれた、ケーキもある。

人間、おなかが満たされると、性格も丸くなるもので、その夜はみんなおなか
いっぱい食べて、昼の大喧嘩は忘れたかのようでした。いやいや、この年末
もう一回ぐらいは大爆発がありそうなケ・ハ・イ      (2001.12.26 記) 

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