17年ぶりの関西旅行

2005. 5. 8(日)〜10(火)

 私は、高校を卒業して大和銀行(現りそな銀行)に10年間勤務していた。
大和銀行は大阪が本店だったから、1年に一度くらいは研修で本店に出
張していた。だから、結構複雑な大阪の私鉄や地下鉄も迷わずに乗れて
いた。

 ところが、1988(昭和63)年10月に銀行を退職以来17年間、一度も関西
に足を踏み入れることがなかった。十年一昔ということわざからすれば、
二昔近い歳月が流れてしまった。当時ようやくワープロを扱い始めた私が
この間に、パソコンを覚え、インターネットを始め、メル友ができ、自分で
HPまで開設してしまった。私自信ワープロを3台、ノートパソコンを3台、デ
ジカメやプリンターなどの周辺機器を数えたら、どれほどの投資をしてきた
ことだろう。

 しかし、この辺で銀行時代の同僚や上司に会いたくなった。年賀状をや
りとりしている上司は早期定年退職が、現在は関連会社に勤務しておら
れるとか。私の同期でも支店長になっている人もいるかしら・・・

 そんな折、大阪城ホールで我らがまっさん(さだまさし)のコンサートがあ
ることが判明。まっさんのコンサートで初めて九州脱出を図ることにした。
   大阪城ホールでのまっさんのコンサート鑑賞決行大作戦

第1日目(5/ 8・日曜日)

 さあ、17年ぶりの大阪である。もう完全に浦島太郎状態。飛行機に乗る
のも2年ぶりだし、大阪・伊丹空港から空港バスに乗って梅田・マルビル
を目指す。そこに待っていてくれた、元上司のK・Tさんと元同僚のH・Tさ
ん。ちっとも変わってないわー。とりあえずお昼をどこかで食べよう、という
ことになって、曾根崎の「お初天神」に向かう。
曾根崎の「お初天神」1 曾根崎の「お初天神」2 曾根崎の「お初天神」3

約20年前に一緒に仕事をしていた上司と同僚   「お酒が入らんと、いろいろと話せん
 だろー」ということで、生ビールで乾杯。
 
  久留米支店で当時働いていた人達
 の、消息をたずねる。私より4年後輩に
 当たる(大学卒なので年齢は一緒)人が
 支店長になってるぞー、とのこと。

  しかし、大半は出向したり、退職したり
 若くして亡くなっている人もいた。みん
 ないろんな人生を歩いてるんだなー。
 「とにかく、会えてよかった。」
 生まれも育ちもまったく違う人が、偶然 
にも、一時期同じ場所で仕事をし、悩み
や喜びを分かち合った。

 結婚や退職や転勤でみんなばらばらに
なってしまったけれど、こうしてまた会えた
ことに感謝。こんな機会を設けてくれた
まっさんにも感謝。

 右の写真は梅田の高層ビルからうーん
とズームを利かせて撮った大阪城。
梅田の高層ビルから撮った大阪城

 田舎者の私をまず、ホテルに送り届けてくれて、コンサート会場である大阪城ホール
の最寄り駅「大阪城公園」への乗り方を教えてもらって約20年ぶりの再会のお別れだ
った。
        まっさんのコンサート「母をたたえるコンサート」詳報

第2日目(5/ 9・月曜日)

ネット仲間と巡った古都・奈良の旅

第3日目(5/10・火曜日)

 あっという間の3日間だった。まっさんのコンサートと奈良巡りという目的を
終えて、今日は帰宅の途につく。その前に、私が子供の頃に何度もお世話
になっているおじさんに会いに行こうと思う。

 私が小学生の頃、宝塚や奈良等、あちこちに連れて行ってくれたおじさん
(母の従兄)ももう78歳、おばさんは73歳だ。もしかしたら、これが最後にな
るかもしれないなー、という思いで訪ねていった。

 地下鉄で、天王寺から2つめの西田辺という駅で降りたのはよかったが、
そこからがいつも道に迷っていた。今回もやはり迷ってしまった。

近畿大阪銀行 阿倍野区阪南郵便局
近畿大阪銀行でおじさん宅の番地を聞いたがよくわからな
いので、郵便局で聞いてほしいとのこと
この郵便局(阿倍野区阪南郵便局)は地図を出してきて、
丁寧に教えてくれた。かなり道をはずれているようだった。

ようやくたどり着いた、西田辺のおじさん夫婦   遠回りしながら、ようやくたどり着いた
 おじさん宅。昔はとっても元気だったお
 じさんも、おばさんもそれなりに年を取
 られた。特におばさんは、耳と目が不自
 由になられたようで、電話ではなかなか
 話が通じなかった。

  だけど、自分で出来ることはなるべく
 自分でやる、ということで買い物も一人
 で行かれているそうだ。そういうことが、
 病気の進行や老化を少しでも遅らせる
 ことになるのだと、言われていた。

伊丹空港への空港バスが、ここ天王寺から出ていると言うことで、地下鉄で戻ってきました。
阿部野橋(右が近鉄百貨店) もと同僚が勤めている阿部野橋支店 このビル(アポロピル)の前から空港バスが発着している
阿部野橋(右が近鉄百貨店) もと同僚が勤めている阿部野橋支店 このビル(アポロピル)の前から
空港バスが発着している

出発時間の1時間以上も前に伊丹空港に到着してしまった
(田舎者だから時間配分がよくわからない)
搭乗手続きを終えて2Fのスタバで珈琲を飲みながら1Fを写す 帰りの福岡行きANAの飛行機
搭乗手続きを終えて2Fのスタバで
珈琲を飲みながら1Fを写す
帰りの福岡行きANAの飛行機

 飛行機に乗るのは数年に1度なので、搭乗手続きや荷物預け等にもとても
時間がかかってしまう。そして、それらの時間配分がわからないので、どうし
ても出発時間の1時間以上も前に空港についていないと不安である。今回は
飛行機を利用したが、大阪までだったら、JR(新幹線)を利用した方が、私に
とっては、よかったのではないかと思った関西旅行だった。

 そして、田舎者ゆえ、飛行機の窓から外の写真を撮っていたら、ちょうど翼
の上だったので、C・A(客室乗務員、以前のスッチーさん)の方が「写真なら
こちらの席で撮られたらいいですよ」とわざわざ教えてくれたので、そこまで
移動して撮ってきた。たいした写真でもないが、私の最初にして最後の「航空
写真」である。
(それぞれの写真をクリックすると拡大(640×480ピクセル)写真がご覧いただけます)
飛行機の窓から撮影した光景(翼の上だったので) 飛行機の窓から撮影した光景2 飛行機の窓から撮影した光景3 飛行機の窓から撮影した光景4 飛行機の窓から撮影した光景5

 今回の関西旅行、いろんなことがあった。約20年ぶりの上司や同僚との再会、
まっさんのコンサートでは、携帯電話のMLを使って初めて出会った人もいた。
今度は8月に長崎・稲佐山で再会することを約して別れた。そして、インターネット
の掲示板で知り合った方々との出会い。そして、たぶん最後の出会いとなるだろ
うおじさんやおばさんとの再会。アナログとデジタルが交差した出会いの数々だっ
た。

 出会いと言えば、今回の旅行で2泊したホテルで、疲れていたのでマッサージ
をしてもらった徳之島出身の政治好きのおばちゃん。あなたとの出会いも、また
楽しかったよ。もう二度と会うこともないと思うけど、「一期一会」という言葉を今回
ほど胸に刻んだ旅行もなかったと思う。

 さあ、次はどんな一期一会の旅行に行けるかなー。      (2005. 6. 8 記)