第11回 山鹿灯籠浪漫 「百華百彩2013」

2013. 2. 2(土)

 毎年2月の金・土曜日の夜開催される山鹿の「百華百彩」は、今年で11回目。幻想的な
雰囲気に心打たれ、誰もがタイムスリップしてしまったかのような気持ちにさせられる・・・
そんなレトロな街並みが、観光協会・商店街・地元の大学生・行政などが連携して製作した
オブジェで鮮やかに彩られる。
 
 夕方6時頃からオブジェに灯りを点すと、ほのかなロウソクの灯りがゆらりゆらり・・・。優し
い灯りに引き寄せられると、そこは八千代座。そんな和傘と明かりに惹かれて、今回で3回
目(2010年・2011年そして今回)の「百華百彩」見物である。小さな町で゙開催される、小さな
イベントであるが、この明かりを見るとなぜかホッとする

山鹿灯籠を象った街灯1 山鹿灯籠を象った街灯2
山鹿灯籠を象った街灯1 山鹿灯籠を象った街灯2

 「百華百彩」や「山鹿灯籠」の時などには臨時無料駐車場が用意される。そこに車を駐車して
会場に向かって豊前街道を歩いて行くと、途中にこんな名前の商店街があった。久留米にも日
吉町がある。もちろん久留米は「日吉町商店街」という名前の商店街はないが・・・

日吉町商店街の看板
「蚕具店」とあるが、店内には蚕に関する商品はなかった 陶器が売られていた 回転焼き(1個80円)
「蚕具店」とあるが、店内には
蚕に関する商品はなかった
陶器が売られていた 回転焼き(1個80円)
柏屋藤右衛門というお店 右のお店に売っていたお香 くまモングッズが沢山売っていたお店
柏屋藤右衛門というお店 左のお店に売っていたお香 くまモングッズが沢山売っていたお店

 豊前街道と国道325号線が交差するところに、昨年11月「さくら湯」がオープンした。山鹿温泉の原点
「さくら湯」は明治時代に大改修それて以降、100余年の歳月を重ねてきた、山鹿温泉の元湯である。
この「さくら湯」が残された平面図に基づき、浴室や唐破風のある玄関など、昔の面影そのままにオー
プンした。

さくら湯の裏側(国道325号線沿い) さくら湯の側面
さくら湯の裏側(国道325号線沿い) さくら湯の側面
さくら湯の玄関 さくら湯飲用水の説明板
さくら湯の玄関 さくら湯飲用水の説明板 【クリック ↑】

 豊前街道「八千代座」の近くに、本格石窯で焼くピザのお店がある。2年前に来たときもここで食べていて、
今回もここで食べることを楽しみにやってきた。このお店の名前は「Taverna(タベルナ)蔓薔薇(つるばら)」と
言う。「タベルナ」とはスペイン語で「レストラン」という意味だそうである。

「Taverna 蔓薔薇」の看板 ピザを焼く本格石窯
「Taverna 蔓薔薇」の看板 ピザを焼く本格石窯
生ハムサラダ マルゲリータ プリィエーゼ
生ハムサラダ マルゲリータ プリィエーゼ

八千代座   八千代座は、明治43年に建築の江戸時代の伝統的な芝居小屋の
 様式を今に伝える芝居小屋です。山鹿の商工会が劇場組合を作り、
 1株30円の株を募って建てたものです。八千代座を設計し、工事監督
 をしたのは、回船問屋の主人で灯籠師でもあった木村亀太郎です。
 建築には素人でしたが、研究熱心で東京の歌舞伎座や各地を見学、
 さらには上海に渡り洋式工法の長所も取り入れました。昭和40年代
 になると庶民の娯楽が多様化し、八千代座は時の流れの中に取り
 残されていきます。

  閉鎖状態が続き老朽化が進む芝居小屋。朽ちかけていく八千代座
 に一番心を痛めたのは、華やかだった頃を知るお年寄りでした。老人
 会は、「瓦一枚運動」で募金を募り、屋根瓦を修復。この運動に刺激を
 受けた若者も、復興へ向けての様々な活動を始めました。その後昭和
 63年国重要文化財に指定されました。

  平成2年から市民の手づくりで行われた「坂東玉三郎舞踊公演」では
 明治の芝居小屋:八千代座が創り出す空間のなかで、華麗に舞う玉三
 郎丈の舞台のすばらしさに観客は魅せられ、この公演が復興への大き
 な追い風となり、八千代座の名前を全国に広めることになりました。

  平成8年より平成の大修復・復原が始まり平成13年完了。
            《国指定重要文化財》 
【八千代座公式HPより】

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2013」の写真をスライドショーでご覧いただけます。

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 と言うわけで、あっという間の「百華百彩」散策。前日の1日は今年のオープニングだったにもかかわらず、
雨で、灯籠や和傘のイベントは中止になったそうだが、私たちが行った2日は天気も良く、気温も2月にして
はかなり高くて、とても暖かかったので、散策日和だった。

 さあ、今回で3回目(11回中)である。さだまさしの「夏 長崎から」も、長崎ランタンフェスティバルも毎年の
ように通っていると、イベントの様子は同じでも、微妙に違うところがわかってくる。そして、半分以上の訪問
になると、もう目をつぶってでも歩ける(これは大げさ)ようになる。来年以降も行くのかどうかはわからないが
まー、2月は「百華百彩」と来年のカレンダーに早速書き込んでおこう・・・