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2004. 4.30(金) |
福岡県八女郡星野村。福岡県の南東部に位置し、大分県とも接する県境の山村。 我が家からは車で1時間程度で行くことが出来るのだが、今から3年前までは、40数 年生きてきて、たった2回しか行ったことがなかった。 ところが、3年前、息子が入学した高校に星野村の保護者会役員さんがいた。「星 野村から通えるはずないのにー」と思って、そのお母さんに尋ねたら、星野村からで は、どこの高校でも通えない(過疎地)ので、県内のどの高校でも合格したら入学でき るそうである。当然、その子も下宿生活で、お母さんは役員会がある度に星野村か ら出てこられているとのこと。「大変ですね」と言ったら「いいえ、こんなことでもないと 星野村から出ることもないので」と笑っておられた。 そのときから、1年に数回、その方を訪ねて星野村を訪れるようになった。だけどや っぱり星野村は遠い。星野村に入ってからも、「星の文化館」や「茶の文化館」まで、 結構かかる。コンビニもお弁当屋さんもスーパーもない。しかし、その代わりおいしい 空気と水がある。緑溢れる山林や、季節ごとに咲き乱れるきれいな花もある。 |
星野名物の棚田 | 竹林の中に見つけた巨大タケノコ |
(有料の)シャクナゲ園 |
その花の名前は子供の頃から知ってはいたが、実物は見たことがなかった「シャク ナゲ」。見頃がいつかわからないまま、思い立って、G・Wのさなかの平日に行ってき た。星野村には2つのシャクナゲ園があるということである。1つは村営なので無料な のだそうだが、「池の山キャンプ場」からかなり遠いということだったので、有料だが、 キャンプ場のすぐ近くにある「シャクナゲ園」に立ち寄ってみた。4月の上旬から5月下 旬まで開園しているそうだが、もう盛りを過ぎて、枯れかかっていたので、入場料は 通常800円が600円となっていた。それでも、写真ではきれいに撮れたので、それらの 花を一挙掲載。 (写真をクリックすると拡大(700×525ピクセル)写真が見られます。) |
ツツジとシャクナゲは咲く時期も花の形も似ているが、よーく観察すると、花びら や葉っぱにその違いが見て取れる。色は、これらの他にもっといろんな色があり そうだが、今回はこれだけで精一杯だった。来年こそは満開を狙って・・・ |
シャクナゲ園内にしつらえられた水車 | 園内の池を悠然と泳ぐ鯉 |
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地面の上でお昼寝中の犬 | 目が覚めちゃいました |
キャンプ場内の「藤棚」 |
シャクナゲを見たら、黒木町の大藤を見に行こうと思ったが、「池の山キャンプ場」の 池の中心にちょっとした藤棚が作られていて、結構きれいに咲いていたので、それで 藤見物を済ませた。「藤」は我が家にも咲いていたが、駐車場整備のために藤の木を 切り倒して10数年ぶりの「藤」だった。 (写真をクリックすると拡大(640×480ピクセル)写真が見られます。) |
藤棚の下では3匹のカルガモが気ままに遊び、池の中に入っていった。 「いいなー、こんなにゆったりした時間」。ここではそんな風景が随所で見 られる。 |
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