大鳴門橋から眉山、 そして「阿波踊り」

2008. 8.12(火)

 ようやく、念願の「阿波踊り」を見ることが出来る。実は35年ほど前、私が中学1年生の時、
丁度お盆の頃に家族で四国旅行をし、徳島に入ったのが8月16日。前日に阿波踊りが終わ
ったばかりだった。「あーあ、1日前にここに来れば阿波踊りが見られたのに」という思いが
私の心の中に強く残っていた。

 それから、「阿波踊り」のことはすっかり忘れていたのだが、2年前、さだまさし原作の映画
「眉山」で迫力あるシーンを見て、是非一度は見てみたいという思いが募ってきた。そこで、
西鉄旅行に行ったら、『徳島阿波踊りと天然温泉あいあい2日間』というバスハイクが\13,600
であるという。0泊2日(車中泊)の弾丸ツアーだが、お金のない身ゆえ、背に腹は替えられな
い。というわけで、即、申し込んで8月12日の出発と相成った。

西鉄バス二日市の大型バス . 今回の「阿波踊り」バスハイクのステッカー . 宮島S・Aで食べたお弁当
西鉄バス二日市の大型バス 今回の「阿波踊り」バスハイクのステッカー 宮島S・Aで食べたお弁当

 瀬戸大橋は本州と四国が初めて陸路で結ばれた記念すべき、というか四国の人にとっては
念願の架橋である。実は私は一度だけ息子が小さい頃、その息子を連れて、当時高松に住
んでいた叔父を訪ね、その叔父に瀬戸大橋に連れて行ってもらったとこがある。現在23歳の
息子が3歳の時だったから、20年ぐらい前のことである。

 そう思っていたら、今年が瀬戸大橋開通から丁度20年ということで、私の記憶もまんざらで
はなかったなと思った。瀬戸大橋とは1つの橋の名称ではなく、海峡部9.4qに架かる6橋を
総称して「瀬戸大橋」と呼ばれている。吊り橋、斜張橋、トラス橋等、世界最大級の橋梁が連
なる姿は、本四架橋3ルートの中でも最も壮観だと言われている。

 その6つの橋の中でも、羽佐島と与島を結ぶ連続トラス橋「与島橋」。道路・鉄道併用のトラ
ス橋としては世界に例をみないスケールの大きさを誇っており、与島にあるS・Aの展望台か
らは壮観な瀬戸大橋が一望できる。
           【下の写真をクリックすると拡大(700×525ピクセル)写真が見られます】

       .

 瀬戸大橋を渡り四国に入ったら、阿波踊りのある徳島はもうすぐ。だけど、時間を調整するために、
もう一つの本四架橋である「明石・鳴門ルート」の四国から淡路島に架かる「大鳴門橋」に行く。瀬戸
大橋と大鳴門橋という、日本を代表する橋を見られて、とっても得した気分だった。

大鳴門橋(この橋の向こうは淡路島)   .        この橋の横で食べた早めの夕食
大鳴門橋(この橋の向こうは淡路島)
【この写真をクリックしたら拡大写真が見られます】
この橋の横で食べた早めの夕食
(少し物足りなかったが、このほかにご飯とお吸い物がつく)

 早めの夕食を摂った後、鳴門の渦潮を見るために、「渦の道(みち)」から入り、大鳴門橋
の歩道橋を450メートルほど歩く。通行料500円。大鳴門橋の道路の下に歩道が造られて
いるが、ところどころにガラス張りになっているところがあり、45メートル真下の海面が見え
るようになっている。ちょっと気持ち悪い。で、この日の夕方5時頃は渦があまり出ていな
い時間で、遠くに、少しだけ「渦」のようなものが見えただけだった。

「渦の通」の道しるべ 「渦の通」通行券 「渦の通」の入り口(この向こうが大鳴門橋)
「渦の道」の道しるべ 「渦の道」通行券 「渦の道」の入り口(この向こうが大鳴門橋)

渦潮観覧の遊覧船? ガラス張りの真下に見える海面 遠くに少しだけ渦が見えました
渦潮観覧の遊覧船? ガラス張りの真下に見える海面 遠くに少しだけ渦が見えました

鳴門市で見かけた大塚製薬の自動販売機   「ポカリスエット」や「カロリーメイト」、「オロナミンC」などで
 有名な大塚製薬の発祥地が鳴門市だということをご存じだ
 ろうか。私は知り合いが、大塚製薬の仕事をしている事も
 あって、「よく徳島へ出張に行ってくる」ということを聞いてい
 たので、そのことは知っていた。

  しかし、実際鳴門市を通ってみると、写真のような自販機
 の他、倉庫の壁一面に、大塚製薬の商品をプリントされた
 ものが目につき、「鳴門は大塚の城下町」という感じが伝わ
 ってきた。さしづめ、久留米がゴムの城下町というのと同じ
 ような感じだろうか。

  だから、当然のごとく、阿波踊りの「連」にも「大塚製薬」
 あるいは「大塚グループ」があって、たくさんの社員が踊っ
 ている。

四国三郎「吉野川」を渡って、いよいよ、徳島の町の中へ

 私が「阿波踊り」を見てみたいと思った一番の理由は、さだまさし原作の映画「眉山」を
見たからだ。その後テレビドラマにもなり、「阿波踊り」の迫力ある映像を見たら居ても
立ってもいられず、「阿波踊り」に行ったことがある、SNK(シニアネット久留米)の前理事
長に「どうでした?」と聞いたら「いいよー、やはり長い伝統に裏打ちされたお祭りはすご
いね。是非見に行っておいで」と言われた。徳島の町に入ったら真っ先に「眉山」が見え
てきた。ただ、時間が夕方に近付いており、いい写真が撮れなかったことが残念。そして、
2年前の映画のロケ地となった、演舞場の横には、このような「ロケ地」の看板も掛けら
れていた。

徳島の人の心のよりどころ?「眉山」(久留米で言えば「高良山」みたいなものか)  . さだまさし原作「眉山」のロケ地となった演舞場
徳島の人の心のよりどころ?「眉山」(久留米で言えば「高良山」みたいなものか) さだまさし原作「眉山」のロケ地となった演舞場

 提灯に火が灯りそろそろ祭りムードも高まってくる。「阿波踊り」を専門に踊られる人の他に、
だれでも踊れるように「にわか連」として、受け付けてくれるようだ。もちろん私はそんな勇気は
無いので、いろんな格好の人たちを写真に納めるだけで、この会場を後にした。

徳島市役所の前の広場が「にわか連集合場所」になっていた。ぞくぞくとここに「踊る阿呆」が集まってくる。
徳島市役所の前の広場が「にわか連集合場所」になっていた。ぞくぞくとここに「踊る阿呆」が集まってくる。

市役所前演舞場の第2部が始まるまでの時間に市内のあちこちを回って、いろんな写真を撮ってきた。
【下の写真をクリックすると拡大(700×525ピクセル)写真が見られます】

法被を着た子供
法被を着た子供
  . お姉さん方も会場へ
お姉さん方も会場へ
  . 男衆も会場へ
男衆も会場へ
  . うなじが色っぽい
うなじが色っぽい
にわか連受付会場
にわか連受付会場
「踊る阿呆・・」Tシャツ
「踊る阿呆・・」Tシャツ
阿波踊り大使を囲んで
阿波踊り大使を囲んで
未来の踊り手たち
未来の踊り手たち
路地で踊る踊り手たち1
路地で踊る踊り手たち1
路地で踊る踊り手たち2
路地で踊る踊り手たち2
鳴り物奏者たち
鳴り物奏者たち
女性の踊り手たちと
女性の踊り手たちと

阿波踊り観覧券   バスハイクには阿波踊りの観覧券の代金も入っている。
 結構高くて\1,800だ。市内には4つの有料演舞場と3つの
 無料演舞場がある。その他にもおどり広場やおどりロード、
 街角の広場など、いたるところでおどりを見ることが出来る。

  有料演舞場は2部制になっていて、私達は市役所前演舞
 場の第2部。午後8時30分から10時30分までのものを観覧
 することになった。

 「阿波踊り」のウエブサイト
http://www.awaodori.net/

阿波踊りには中央で活躍している有名人もたくさん踊りに来る。しかも毎年のように・・・
三田村 邦彦 藤田 弓子 こどもを抱くジャガー横田 元日本ハムの広瀬 哲朗
三田村 邦彦 藤田 弓子 こどもを抱くジャガー横田 元日本ハムの広瀬 哲朗

さあ、いよいよ、踊りもクライマックス。10時15分から「県協合同」6つの連による
総踊りである。今までは、職域での出演が多かったが、これらの連の人たちは、
ほとんど毎日踊っているような人たちのような感じで、踊りも、衣装も、演奏も見て
いて圧倒された。

【スライドショー】のボタンを押すと「阿波踊り」の写真をスライド
ショーでご覧いただけます。

・各写真をクリックすると高画質写真が見られます。
・閉じる時も高画質写真をクリックしてください。
・右クリックは手動時「次へ」、自動スライド時「静止」になります。
・ダウンロードは[Shift]キーを押しながら右クリックしてください。
WindowXp sp2でも、今まで通りフルスクリーンでご覧になりたい
場合は、「フルスクリーン鑑賞設定法 をご覧ください。



 そして、総踊りのあとは、スタンドで見ていた一般観客も踊ってください、とアナウンス
があった。そう、「踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損、損」という訳である。
沢山の人がスタンドから駆け下りて写真のように、思い思いに踊っていた。私も踊ろう
かどうかちょっと躊躇して、結局踊らなかった。でも今から考えると「踊ってくればよかっ
た。あーあ、損したなー」という思いである。もし、またいつか行く機会があれば、次回は
是非踊ってこようと思う。

「踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損、損」 「踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損、損」

 というわけで、長い長い一日が終わった。いや、正確にはこれから、またバスに乗って
久留米まで帰ってくるわけである。このあと12時頃にスーパー銭湯の「天然温泉あいあ
い」で汗を流し、「今日の一枚」を更新し(こんなところへもちゃんとPC持参です)、1時近く
に、温泉を出発。途中、与島と宮島のS・Aでトイレ休憩をしながら、翌朝6時半に関門大
橋壇ノ浦S・Aで朝を迎え、洗顔。そして、乗車時と同じように小倉駅前・天神でそれぞれ
の客を下ろして、久留米に着いたのが9時半。昨日6時半に出発して27時間の弾丸バス
ハイクが終わった。それにしても、疲れた〜。

 疲れたのは私だけでは無い。もちろん仕事とは言え、この行程を案内してくださった添
乗員さんと2人の運転手さん。ちなみに、走行距離を計算してみたら、久留米ICから鳴門
ICまでが片道約571q。そこから徳島までが約30q?往復約1,200キロの旅でした。そし
て、おまけに高速料金が往復で約87,000円(帰りは深夜割引適用があるかも?)でした。
ほんとにほとんにお疲れ様でした。

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